国会論戦・提案

保護児童にケアを 母親へのDV被害、心に傷 堀内氏

日本共産党の堀内照文議員は5月26日の衆院厚生労働委員会で、ドメスティックバイオレンス(配偶者や恋人などからの暴力、DV)の被害女性と一緒に施設に保護される子ども(同伴児童)が心に深い傷を負っている例が多いことを示し、回復を支援するための心理的ケア体制充実を政府に迫りました。

 堀内氏は、DV法で婦人保護施設等を位置付けたのだから、子どもの支援も本来業務とすべきだと指摘。「子ども独自の支援プログラムが必要だ。子どもに対する心理専門職や保育士は、加算対応でなく最低基準に定めるべきだ」と強調しました。

 塩崎恭久厚労相は「今年度から婦人保護事業の実態把握を行う。同伴児童に特化した支援プログラムの作成や職員配置を基準に組み入れるかどうかも実態を踏まえ検討する」と答えました。

 堀内氏はまた、児童相談所では、虐待で深い傷を負った子どもや発達障害の子どもなどが増えるなか、個別支援が必要な子どもたちにふさわしい居場所といえない事態も生まれていると指摘。国が定めた最低基準すら満たしていない施設が残されていることも示し、新たな基準策定や改修のための財政支援など、どの子にも最低基準の処遇が保障されるよう対策を求めました。

2017年6月8日 しんぶん赤旗より

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議事録は後日掲載