コラム

2015年09月25日
 

通常国会の閉会にあたって

20150616kasai

 27日で長かった通常国会が閉会します。事実上、今日25日で終わります。

 戦争法が最大の焦点となった国会。政治を動かすのは政府・与党ではない、国民の世論だということを、これほどまでに実感したことはありません。

 所属する厚生労働委員会でも、派遣労働法の改悪、国保法や社会福祉法の改悪など安倍政権の悪政と対決する国会で、委員会審議の流れを変えるのは、暮らしの実態や国民の声が委員会室に届いた時でした。

 阪神・淡路大震災から20年、“クボタショック”から10年の課題など、地元の問題も取り上げてきました。

 災害援護資金の返済問題では、少額返済者などなお困難を抱えた被災者への免除拡大など大きな前進を勝ち取ることができました。

 印象に残っているのは、アスベスト問題で塩崎厚労大臣から「救済法でカバーし切れない方が残っている現実もよく分かった」「環境省と連携して、健康は厚労省の責任なので、考えていかなきゃいけない」との言明を引き出したこと、歯科技工士の処遇改善を求めた質問で、技工士への委託料についての「7:3告示」を「尊重していただきたい」、「歯科診療報酬のあり方も大きな課題」との厚労省の認識を明らかにさせたこと、年金機構が業務委託した業者が他の業者に再委託したうえに給料未払いになっている問題で、年金機構理事長に給料未払いの解決を優先させる対応を求め、「基本的な考え方はおっしゃるとおり」と認めさせたことなどです。

 日本共産党は、戦争法の廃止にむけ、国民連合政府を提唱し、そのための野党間での選挙協力も呼び掛けました。今日の午後には、民主党との間で党首会談がおこなわれます。来週はじめにかけて社民党、生活の党などとの党首会談も順次具体化されていくでしょう。この成否はひとえに、安倍政権をうち倒し、戦争法廃止を求める国民の世論と運動のさらなる発展いかんにかかっています。そのためにも、ひきつづき全力で取り組みたいと思います。今後も、どうぞよろしくお願いします。