コラム

2017年05月29日
 

共謀罪、9条改憲ねらう安倍政権と支える自公維を少数へ!

 19日金曜日の衆院法務委員会で、いわゆる共謀罪法案が強行採決されました。

 最後に質問にたった委員外議員で質問を許された維新の議員が、「もういいでしょう。30時間も議論した」と、採決をうながし、私たち野党の抗議も無視して採決に踏み切りました。野次と怒号が飛び交い、審議打ち切りと採決を求める動議の声も、委員長の声も、討論に立った公明党議員の声も何も聞こえない中での強行採決でした。

 審議を通して、内心の自由を処罰するものではないという点も、「一般人は対象ではない」とか、「テロ対策」だという政府の論拠も、総崩れとなりました。

 この日の審議で、例の「花見はビールと弁当を持っているが、テロの下見はメモ帳と双眼鏡をもっている」から、内心を侵さなくても外形からわかるとの珍答弁を繰り出した金田勝年法務大臣は、わが党の藤野保史議員の質問に答えて、犯罪の実行準備行為かどうかは「計画に基づく行為であるかどうかを判断する」、「例えば、犯罪計画を立てて公園を歩いていたとして、それが逃走経路など犯罪計画に関係のある場所なら準備行為に当たり、無関係な場所なら準備行為に当たらない」と言いました。そのうえで、「主観面も対象になるが、客観的証拠が重視される」と述べたのです。

 語るに落ちるとはまさにこのこと。主観が対象とは、まさに内心の自由を侵すものですし、だいたい、計画をどうやって事前につかむのでしょうか。やはり、事前から私たちの会話や通信を盗聴、監視することにならざるを得ません。なのに、与党席からは「客観的証拠が重視されるのだから問題ない」などの野次。本気でそう思っているのなら、政府答弁の重大な矛盾を読み解く理性すらないのかと空恐ろしくなりました。

 安倍総理がぶち上げた9条改憲も、この与党と維新で支え、進めようとの動き。絶対に許せません。来る尼崎市議選、県知事選、そして総選挙で、安倍政権にとって厳しい審判を!

(兵庫民報5月28日付より)