コラム

2017年02月10日
 

力合わせて未来を拓く

 日本共産党兵庫県障害者後援会に寄稿しました。

 

 1月15日から18日まで、日本共産党第27回大会が静岡県熱海市で開催されました。大会は、党の最高機関で、全国からおよそ1000人の代議員・評議員が集まって、向こう2、3年の方針を議論し、決めるのです。

 今回の大会で特筆すべきことは、何と言っても党史上初めて他党幹部が来賓出席し、挨拶をしたことです。この間の市民と野党との共闘の流れを反映して、民進、自由、社民の野党3党と参院会派である「沖縄の風」からそれぞれ代表が出席したのですが、それ自体がさらに野党共闘を前進させる画期的なものとなりました。

 民進党の安住淳代表代行・衆院議員、自由党の小沢一郎代表・衆院議員は、それぞれ原稿も用意をしていました。それは、話す内容について、各党の指導機関で集団的に検討されたということを意味します。各党の誠実な対応がみてとれました。

 4日間の大会日程のなかでも一番沸いた場面でしたが、なかでも自由党の小沢一郎氏が登場した時は、会場からどよめきがおこりました。事前には、森裕子参院議員が出席されると知らされていたからです。

 後で聞けば、小沢氏は海外出張中だったといいます。その日程を一日切り上げて、党大会当日の早朝5時に日本に着き、空港から直接、熱海の党大会会場までこられたというから、小沢氏の野党共闘に対する並々ならぬ熱意を感じました。当日も挨拶を聞きながら胸を熱くしましたが、その話を聞いてさらに、さらに、です。

 ほかにも26人の他党の国会議員からメッセージが届いていました。

 大会の感動も冷めやらぬまま、はや通常国会がはじまりました。安倍総理の施政方針演説とそれを受けた代表質問、補正予算審議も始まっています。

 ひどいのは、安倍総理が演説にせよ、答弁にせよ、一番力が入るのが、民主党政権時代の批判です。質問で問われたことには、はぐらかしてまともに答えず、他党批判を繰り返すのですから、まともな審議になりません。

そして改めて改憲への野望をあらわにし、戦前の治安維持法のような共謀罪法案の国会提出も狙うなど、平和と民主主義、暮らしを壊す安倍政権の暴走が続いています。

障害者の皆さんにかかわる問題では、「地域包括ケアシステムの強化」などと銘打って、医療と介護を一体的に提供できる介護医療院(仮称)の創設など、介護優先原則をより強化し、さらに一体化への足場になるような法案も成立が狙われています。

皆さんの運動と力を合わせて頑張りたいと思います。

 党大会の成果を力に、野党共闘をさらに前進させ、わが党の議席の値打ちも光らせる論戦を心がけ、いつ、いかなるときに解散・総選挙を迎えても、受けて立てるよう奮闘したいと思います。