活動記録

2016年11月10日

TPP衆院本会議で可決~参院で徹底審議して批准阻止を

 午後3時から衆院本会議が行われ、山本農水相に対する不信任決議案とTPP協定と関連法案の採決がおこなわれました。

 大臣に対する不信任は、賛成少数で否決、TPPは可決となりました。今日の本会議を含めたこの間の不正常な運営、強行に厳しく抗議したいと思います。

 本会議後、神戸新聞から取材をうけ、おおむね以下の3点について述べました。

 第一に、この間の与党の強行な委員会運営は、議長自身が採決が「平穏な状況でおこなわれたものではない」と語ったように、異常なものであること、その原因は、山本農水相の2度にわたる暴言であることも、議長が述べていたにもかかわらず、政府・与党から事態打開について、まったくゼロ回答のまま、本会議まで強行されたことは極めて重大。われわれは委員会に差し戻すことを求めており、その強行は許されないこと。

 第二には、TPPは、交渉経過についての黒塗り資料や甘利前大臣からの説明はまったくない問題、8000ページ以上ある協定本文も2000ページ余りしか翻訳されていないこと、しかも誤訳がたくさんあること、SBS価格偽装が発覚し、影響なしとした政府の資産の前提が崩れたことなど、その入り口から問題が噴出し、どれも解決していないことも重大。tpp

 第三に、わずかな審議の中でも、農業、食の安全、ISDS条項、医療・薬価、共済・保険など、国民の命と暮らしが多国籍企業のもうけのために、危険にさらされる重大な問題がおこることがあきらかになり、そうした議論が緒についたばかりで、まだまだ審議が必要であること。参院で徹底審議をして、協定批准の阻止と関連法案の廃案を目指すことを表明しました。