活動記録

2016年10月04日

リニアなど問題山積みの第2次補正予算が衆院通過~野党4党が反対

 先ほど、衆院本会議で、第2次補正予算が可決されました。

 熊本地震やこの間の台風災害などへの支援は当然必要なものですが、リニアをはじめ問題だらけの予算案をわずか2日の一巡と、4時間の集中審議で通すのは重大です。

 この予算は、リニアの開業前倒しや大型クルーズ船が寄港できる港湾整備など、新たな大型開発事業へ大盤振る舞いするものとなっています。建設国債や財投債の発行など、国の借金を莫大に増やすものです。

 「働き方改革」をうたいながら、保育士の処遇改善は見送られ、介護人材については月1万円増を目指すといいながら、昨年4月に引き下げた介護報酬はそのままです。

 一方、軍事費は安保法制施行のもと、日米一帯で軍事態勢を強化するものとなっており、P1哨戒機やF15戦闘機など、その多くは後年度負担を前倒ししたもの、軍事費の先取りになっています。

 わが党の論戦では、笠井亮議員が南スーダンPKO問題など戦争法の具体化を告発、赤嶺政賢議員が沖縄・高江のオスプレイパッドの建設強行を厳しく追及、畠山和也議員がSBS価格偽装問題とTPP、本村伸子議員がリニア建設について、それぞれとりあげ安倍政権を追及。高橋千鶴子議員が、委員会と本会議で反対討論をおこないました。

 今日の本会議での反対討論でひどいと思ったことが二つ。一つは、自民党の賛成討論が、法案の趣旨説明の域を出ず、委員会での質疑がまるでなかったかのような、あまりにもおざなりなものだったこと。

 もう一つは、維新が、“リニアは東京一極集中を是正するもの”などとして予算案に賛成したこと。特にこのリニアは、今日の本村議員の質問でも明らかにされましたが、安全性や採算、環境破壊といろんな側面から危惧が出されているにもかかわらず、審議会でのまともな審議もなく認可されたこと、さらにそのうえ3兆円もの公的資金を投入することに対しても、わずかな補正予算審議で通すなど、極めて問題です。普段は「身を切る改革」という同党ですが、壮大な無駄遣いになりかねないこの事業をいとも簡単に賛成するところに、同党の姿勢が表れているのではないでしょうか。