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2008年07月29日
昨日、灘区・都賀川で起きた水害の調査
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昨日の急な豪雨で、神戸市灘区・都賀川で、学童保育児童2人と保育園児とその伯母の4人が亡くなる大変いたましい水害がおこりました。行方不明の方もいまだ1名おられます。犠牲となった方々とそのご家族のみなさまには心からのご冥福とお見舞い申し上げます。
今日は、この水害の調査に、山下よしき参院議員が急遽、兵庫入り。私も調査に同行しました。
まず向かったのは灘消防署。青木啓司副所長が応対してくださいました。その後、現場の河川を歩きました。
次に訪れたのが、都賀川を管理している兵庫県の県土整備部土木局。小林徹・河川整備課副課長、寒川美樹・都市河川係長が応対してくださいました。
調査は、瀬戸恵子衆院比例近畿ブロック予定候補、味口としゆき・どう兵庫1区予定候補、練木恵子、新町みちよ両県議、西下勝神戸市議らとともにおこないました。
都賀川は、ながらく住民の運動で、川の浄化、周辺環境の整備をすすめ、住民が親しみ憩える川になってきており、同河川で地域のイベントなどもおこなわれ、ふだんから子どもたちの遊び場でした。
私が今日行っての第一印象は、非常に水がきれいだということでした。昨日あれだけの雨が降り、鉄砲水もあった、しかも、今日も現場は少し雨が降っていました。にもかかわらず、非常にきれいな水が流れていることに驚きました。
消防でお話をうかがうと、通常、警報が出ると、河川のモニターと市のレインマップの両方を監視して、雨の動向に注意し、パトロールに出ると言います。その後、防災指令が出されると「出動」となります。
今回は、2時少し前に警報が出されていましたが、ほぼ同時刻に区内で大きな火災があり、留守番を除いて署員総出で消火・救援にあたっていたとのことで、副署長自身、警報発令を知るのに遅れが生じたといいます。
急な雨が降り出したのが2時30分ごろ(報道などでも、この後の10分間で急に増水)、防災指令発動が2時45分だったと言います。
実際に、事故現場から河川内の遊歩道を歩きました。少し雨も降ってきましたが、署員の方に案内していただきました。実際に現場に立ってみると、逃げ道となる階段、スロープなどが、2、30メートルから、長くて100メートル以上の間隔があり、一気に水が来た場合、とても逃げ切れないとの印象を持ちました。
河口まで歩いていると、パトカーが「警報が出ているので、河川から上がってください」のアナウンス。一同、あわてて上にあがりましたが、どうしてこのアナウンスが昨日なかったのか!!
昨日は、警報が発令されてから、急な増水まで少なくとも30分はありました。この間、関係機関が連携して、パトロール活動をしていれば、事故は防げたはずとの思いをぬぐえませんでした。
昨日は、日中、快晴でした。まさか警報が出るとは思わなかったでしょう。上流で豪雨があっても、水遊びをしていた下流では気づきにくいものです。でもこの時点で警報が発令されていたことを周知するアナウンスが現場に流されていたら、いち早く川からあがり、雨のなか橋の下に避難して逃げ遅れることはなかったのではないでしょうか。
県の河川整備課にお話をうかがうと、「県の対応に支障はなかった」と。しかし、県の対応とは「治水上の観点」からくるものでしかありません。あくまで河川の氾濫などに備える対策です。これでは、今回のように、氾濫する水位には至っていないが河川内にいる人をまきこむ事故には対応できなかったのです。
報道によれば、県の担当者が、「想定外の水量」とも語っているようですが、地元の人によれば、都賀川は、いざ天候が崩れたら「危ない」川といわれています。
都賀川は住民の運動もありましたが、いま、政府も県も河川の改修は「親水性」が基本です。つまり、行政も主導して、都賀川のような構造をもった“水に親しむ”、市民の憩いの場となる河川をつくることが通常となっています。そうであるならば、河川に親しむことだけでなく、いざとなれば「危ない」一面があることも周知し、その「いざ」というときの対応もしっかりともつ必要、責任が行政にはあります。
県の説明によれば、都賀川流域の学校にはこの3年間でのべ11校に出前講座をおこない、パンフなども発行しているといいます。ただし、この11校というのも、「総合学習」の一環として1クラスのみに行った場合もあり、必ずしも全校生徒が対象ではありません。ましてや、この夏休みのこどもの生活全般を預かる学童保育の指導員や保育所の保育士などには、何の講習もしていません。
そして、「いざ」というときの対応もありません。少なくとも、今日、私が体験したような、パトカーが注意を促すなど、関係機関と連携してやることはすぐにでもできることです。
そのうえで、同様の河川は、他にもたくさんあるわけですから、国なり、県なりのまとまった対応の指針を明確にすべきではないでしょうか。
投稿者 teruhoriuchi : 2008年07月29日 22:33
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コメント
自衛隊の職員はもういらないので、消防庁の職員を増やしてほしいですね。
カゲ茶さま、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。
こと人命にかかわる問題です。行政が真剣にとりくまないといけません。
投稿者 terufumi
: 2008年08月06日 00:11
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