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2008年05月25日
友人の結婚
今日は、大学時代からの友人の結婚式でした。
学生時代、ともに活動し、その後、大阪、東京(民青中央常任委員など歴任)へと活動の拠点を移してきた彼は、昨年末から、ふたたび兵庫に帰ってきて、人生のパートナーとともに、新たな活動、生活をはじめています。そんな彼らしく、全国から仲間がかけつけて、祝福をしたのでした。
遠距離恋愛の末の結婚、結婚に至るまでの話し合い…わたしたちのときとよく似ています。なので友人の結婚式に出席し、自分たちの結婚のときを思い起こしました。
わたしたちの結婚にさいしての指針は、作家・宮本百合子の『人間の結婚――結婚のモラル――』のなかの次の一文です。この機会に紹介しておきます。
「今日の愛のモラルは、資本主義社会に於てこんなにも強く女性の生活の上に現れている板挾みの状態を、男子がどの程度まで自分の人間性そのものにもかかわっている状態として理解するかという具体的な点にかかっている。何故なら、愛は何時も好意である。不便や不幸を少くして喜びと希望とをもたらそうとする善意そのものである。自分の人生を愛し、女性である喜びを愛そうとし、人間である男の誇らしい希望や奮闘に同感したいと思っている女性たちにとって、愛とはこの生き方に必要な互いの協力と理解と信頼以外の何物であり得るだろう。愛というものが、今日の現実の中で、もし『君に台所の苦労は一切させないよ』とささやいたならば、ささやかれた女性はその嘘に身震いするだろう。信実の愛はこう相談する『さて家事が一大事だね、どういう風にやれるだろう。』考え深い普通の声でこう相談が持ち出された時、そこには現実的な助力と生きた愛がある。二人が二人のこととして辛抱しなければならないことがはっきりと見られる。従ってそれを解決して行こうとするあらゆる積極的な方法が研究される可能がある。そしてこういう相談をすることを知っている人々は、きっとその可能性というものが社会の歴史の前進の度合に応じて増して来るものである事を知っているに違いない。それだけのことを知っている人たちは、又自分たちの勤労とその喜びや悲しみの中にある一つ一つの発展への努力が、目に見えない力のようでありながら、実は確実に歴史を前進させる力となって行くことをも知っているに違いない。人間であることを喜び、その意味で苦悩さえも辞せない見事な人々はきっと思っているだろう。自分たちは歴史によって創られた夫婦であることだけでは満足しない。歴史を創る一対の男女でありたいと。」(新日本出版社旧版全集第15巻239,240ページ)
投稿者 teruhoriuchi : 2008年05月25日 23:53
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