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2008年04月25日
JR福知山線脱線事故から3年
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今日は、乗客、乗員107人の方々が犠牲となった、あのJR福知山線での列車脱線転覆事故からちょうど3年目を迎えました。
私は今日、事故のあった午前9時18分ちょうどを、事故現場で迎えました。献花を済ませた直後でした。ちょうどその時間、伊丹方面から尼崎にむかう列車が、長い警笛を鳴らして徐行していきました。
あらためて犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族、負傷者やその家族の方々にお見舞い申し上げるものです。
献花には、瀬戸恵子衆院近畿ブロック比例予定候補、北野のり子同6区予定候補、平野貞夫同7区予定候補、庄本えつ子同8区予定候補、義村たまみ尼崎市議らとともにおこないました。
午後からおこなわれた遺族などでつくる4・25ネットワークが主催する「追悼と安全のつどい2008」にも参加しました。
「あのときから生活が一変した」、「電車に乗ることができず、がんばって乗ろうとすると涙があふれて、駅のトイレで嘔吐したことも」、「ようやく電車には乗れるようになったが、あの朝利用した川西池田駅の階段は、いまだにのぼることができない」、「いつもと変わりない事故当日朝の息子の顔。翌日には、変わり果てた、痛々しい息子の顔。『何で』『何で』という気持ちばかりがあらわれて消えない」…
3年たっていまなお、いや3年たったいま、さらに深い悲しみ、癒えることのない心の傷に、苦しんでおられる関係者の方々の深い心の闇にただただ圧倒される思いでした。
2部構成となっていた集会の後半では、事故の真相に迫るとして、神戸商船大学名誉教授の西川榮一氏や遺族の方々が、事故調査報告書やJRへの公開質問状、JR自身の安全基本計画の問題点を指摘し、報告されました。
そもそも列車の運行計画やそのもとになっていた運転曲線が誤っていたり、実行困難なものであったこと、度重なるスピードアップをしておきながら、一方でATS-P(曲線速照機能、いわゆる自動停止装置)の設置が再三先延ばしにされたこと、誤差がある速度計を改善せずに使用していたこと、無作動になる場合があるという構造上欠陥のあるブレーキシステムを使用していたことなど、さまざまな角度から、今回の事故の要因が指摘されています。
そして、そのおおもとに、安全よりも「稼ぐ」を目標の第一に掲げていた(大阪支社)JR西日本の社の体質があることは明瞭です。今日の報告の中でも、福知山線が特に宝塚~尼崎間で、スピードアップにつれて利用者数が格段に増えていったようすがリアルに報告されました。
しかし、JR西日本は、この根本にメスを入れようとしていません。
事故から3年経過してなお、関係者の傷が癒えないのは、事故の規模がそれだけ大きかったからというだけではありません。「事故の真相を知りたい」という関係者の願いにもかかわらず、JR西日本がまともに説明責任を果たしていないこと、不誠実な対応を続けていることが、関係者をさらに傷つけていると言わなければなりません。
さらには、「官から民へ」、「規制緩和」など、このような現状をうみだした政治の責任も厳しく問われなければなりません。
○この間、「日本共産党国際問題重要論文集」の21巻上、下、23巻、24巻、マルクス「『経済学批判』への序言・序説」を読了。国際問題の論文集を終えたところで、この間、とりくんできた“過去の大会決定、中央委員会総会決定集、国際問題論文集”はすべて一通り読んだことに。特にこの間読んだ国際問題論集は、旧ソ連・東欧の激動のさなかのものであり、「いかなる覇権主義も許さない」など、日本共産党の自主独立の路線とそのたたかいの蓄積の力強さとともに、その害悪のおおもとであった旧ソ連が崩壊したことが、いかに世界の平和と進歩にとってその障害がなくなる前進的なできごとであったのか――世界各地で自主的で平和的な外交を自由闊達に繰り広げるこんにちの世界の展開をみるなかで、その重要性がより痛切に感じられます。
投稿者 teruhoriuchi : 2008年04月25日 23:34
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