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2007年04月04日
神戸市須磨区と北区で訴え
今日は、日中、須磨区で訴え、夜は、北区の演説会で訴えました。
ときどき、みぞれまじりの雨が降るとても寒い一日となりましたが、宣伝カーの乗務員はとても元気です。元気の源は、街頭の反応。各所でみなさんからあたたかい激励が寄せられ、とても力になっています。
いよいよ選挙も終盤にさしかかってきていますので、各党派の訴えも激しくなってきました。マナーを守って気持ちよくたたかいたいと思います。
さて、今日、北区に入って驚いたことがあります。それは、今朝、岡場駅前で宣伝をしていた公明党の県会候補が、鈴蘭台高校と、鈴蘭台西高校の統廃合を批判する日本共産党に対して、“共産党の主張は税金のムダづかい”、“税金のムダづかいをしないために統廃合をすすめた”と演説していたというのです。
2日には、西区の桜ヶ丘で演説をしていた公明党の市会候補が、“税金のムダづかいを削ります”、“公立保育所は民間移管をすすめる”と演説していたのを私自身が聞いていたので、いよいよ県民の暮らしを切り捨てる公明党の姿が浮き彫りになってきたと思いました。
北区は、兵庫県内でも一番公立高校が少ない地域です。ただでさえ広い上に、区内の“足”である神戸電鉄が異常に高く、今でも、多くの高校生が遠い距離をお金と時間をかけて通学をしています。それを税金のムダだといって切り捨てるとは!
“保育所はムダ”、“高校はムダ”というのが公明党の主張だということがはっきりしてきたのではないでしょうか。
一方で、神戸空港と関西空港をむすぶ海上アクセスに100億以上のお金をつぎこんで復活させ、半年足らずで生まれた2億円以上の赤字まで穴埋め(神戸市)、この関空と神戸空港の間を海底トンネルを掘って鉄道をとおそうという計画(兵庫県が旗振り)まで浮上…。ムダを削るというならこういうところを真っ先に削るべきではないでしょうか。神戸空港のためなら、何億のお金が次から次へと出てくる兵庫県や神戸市が、1ヶ所あたり5000万円を削るために保育所の民間移管をすすめたり、高校の統廃合をすすめる――こんなひどい話はありません。
保育所にしても、高校にしても、こどもたちの成長にとってきわめて大切な機関。これをムダといって削る政党に、子育て支援や福祉を語る資格があるのでしょうか。
ついでに、この北区で問題になっている社会保険神戸中央病院について言えば、公明党の衆院議員が、“赤字を出していた病院を、(公明党の)坂口大臣時代に改善の指示をだし、いまは黒字になっている”、“病院を存続させたのは公明党”などと演説したといいます。
事実は、どうでしょうか。
2001年の“社会保険病院の3割削減”との坂口大臣の指示のもと、まとめられたのが、2002年12月に出された「社会保険病院の在り方の見直しについて」(ここに全文)という厚生労働省の方針です。
そのなかの問題の部分は以下のとおりです。
社会保険病院を、
「1.単独で経営自立ができる病院
2.単独での経営自立は困難であるが地域医療にとって重要な病院
3.その他の病院
に分類する。
その上で、1.及び2.の病院については、基本的にはそれぞれの経営状況等に応じた新しい経営形態への移行等を、3.の病院については、統合、移譲(売却)等を検討し、平成18年度において、その検討結果を社会保険病院の整理合理化計画として取りまとめる。」
平たく言えば赤字病院については「統合、委譲(売却)」を検討し、2006年度(つまり2007年3月までに)にその方針を出すというもの。赤字になれば病院をつぶすと脅して、病院をおいたてた結果、全国の病院が黒字になり、3つの分類そのものが成り立たなくなり、この3月までには明らかにされるはずの方針がいまだに出ていないのです。
そのなかで、多くの病院関係者や患者、地域の方々が心配をされ、「社会保険中央病院を守れ」、「公的病院として残してほしい」と運動をされました。そもそも“病院の3割削減”との大臣の指示からはじまった問題ですから、住民のみなさんが心配し、運動をされるのも当然です。
この運動を目の敵にして、“社会保険病院がなくなる計画はどこでも決まっていない”、“共産党の選挙利用だ”などと国会質問までしたのが、この公明党の衆院議員ですが、この質問が問題です。
議員が質問のなかで「病院を守れ」とは一言も言わなかっただけでなく、この質問に対して、厚生労働副大臣(この人も公明党)が、“早く合理化案はとりまとめていきたい”と答弁しているのです。
合理化を促進しておきながら、“公明党が病院を存続させた”とよくぞ言えたものだと思います。
そもそも民間病院とは違って、公的性格をもった病院は、採算がとれなくても、住民の命と健康を守るためには必要な医療を提供する大事な役割があるはずです。それを経営効率からだけ病院を評価し、合理化しようということそのものが、命に対する公的責任を投げ捨てる公明党の立場が浮き彫りになっているのではないでしょうか。
投稿者 teruhoriuchi : 2007年04月04日 23:59
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