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2007年02月25日
但馬の医師確保・公立病院守れの大集会に参加
「いま但馬では“米騒動”ならぬ、“病院騒動”ともいうべきたたかいがわきおこっている」という開会の言葉からはじまった集会は、300人の住民が集い、マスコミも取材に訪れるなど、終始熱気あるものとなりました。
今月末には、関係5市町長と兵庫県、各地の医師会などが集まって、但馬の医療確保対策協議会が開かれ、“再編案”が決められるといいますから、時期的にも非常に重要な集会です。
浜坂、出石、山東の各地でのたたかいいの報告、患者・住民の立場からの報告にくわえ、医療機関の立場から問題点と打開策の報告を神戸健康共和会理事長の藤末衛医師、近畿の状況もふまえた現状と打開の方向の提案を山下よしき元参院議員が報告しました。
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圧巻だったのは、フロアからの発言で、公立病院の医師二人の発言です。お二人とも、「但馬の人間ではない」としながらも、但馬で溶け込んで医療活動をおこなっている姿がよく分かりました。
また、今回問題になっている「集約」案の道理のなさについても、現場ならでは説得力あるお話を聞けました。
ひとつは、集約されようとする病院は、集約する側の豊岡病院のエリアからの患者さんをいまでも多く診ており(実際に豊岡病院からの紹介で診ている患者も多いとのこと)、“集約”して、豊岡病院でこれらの患者さんを診ることができるだろうか、医師を“集約”しても、当直が15日に一度が16日に一度に変わる程度で、豊岡病院に患者が殺到すれば、とても見る体制が取れないのではないか、という問題。
また、いま集約される側の小さい病院の医師は、総合医として育てられ、いくつもの疾患を抱える患者でも、ある程度は、一人か二人の医師で診ることができるが、豊岡病院のような専門医のところでは、病状によって、内科、外科、皮膚科、泌尿器科…と、4人も5人も医師の体制が必要になるとのことです。もちろん、治療の困難なケースは専門医が必要となるでしょうが、それは、一度、地域の総合医が診察・判断をして、豊岡病院で診てもらうようにすればいいわけです。
「機能の違う病院をみんな一緒にして、数あわせの『再編』ではうまくいかない」、「単に医者がいるからと言って、駒を動かすようには行かない」、「むしろ豊岡に行ってしまう患者を、地域で診て豊岡へ行くのをとめた方が、豊岡病院のためでもあるし、地域の住民のためだと私は思う」との医師の方々の発言に、会場からは力強い拍手がわきおこりました。
医師不足のおおもとにある政府の医療費抑制政策と医師養成の抑制政策を転換させるとともに、住民不在の病院再編案は白紙撤回させ、住民が納得できる公立病院を守る計画をつくらせなければなりません。
投稿者 teruhoriuchi : 2007年02月25日 23:32
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